帯状疱疹は、子供の頃にかかったことのある水ぼうそうが治った後も長い間ウィルスは体内に潜んでおり(潜伏期間)、体力の低下や加齢【50歳代から急激に高くなります】・過労・病気・ストレスなどでウィルスに対抗する抗体の力が弱くなった時に、ウィルスは神経に沿って移動、皮膚に到達し帯状疱疹を発症します。

帯状疱疹にかかってしまうと、抗ウィルス薬によって帯状疱疹自体は治りますが、50歳以上では約2割の患者様が後遺症として帯状疱疹後神経痛になってしまうことがあります。

帯状疱疹後神経痛とは?

皮膚症状が治った後も、何カ月、 時には何年も辛い痛みだけが後遺症として残ってしまう状態です。その痛みは、とても強いもので夜眠れなくなるほどひどくなる事もあります。痛みの種類や程度は個々に違っており、刺すような痛み.締め付けられるような痛み.焼けるような痛み.電気が走ったような痛みだったりします。また、衣服がちょっと触れただけで痛むこともあります。痛みの程度が一人一人違うので、それぞれに合う治療法を医師とよく相談し治療を進めていくことが大切です。

帯状疱疹を予防しましょう!

帯状疱疹後神経痛にならないためには、帯状疱疹にならないことが大切です。

帯状疱疹予防に、水痘ワクチンを接種することにより帯状疱疹にかかることを予防したり、仮にかかったとしても症状が軽く済み帯状疱疹後神経痛にかかってしまう危険性を減らすことができるとされています。

当院でも予防接種が可能ですので、関心をお持ちの方はお気軽にお問合せ下さい。

健康保険の適用はないので、自費診療となります。