厳しい残暑が続きましたが、朝夕は涼しくなってきました。気温の変化で体調を崩さないように衣服の調節を行い、生活リズムを整えて過ごしましょう。

例年、寒く乾燥する冬に流行する傾向がある「インフルエンザ」。 しかし今年(2025年)は、各地で30℃を超える残暑が続く中、異例の早さで猛威を振るっています。体調不良の時には早期受診を心掛けましょう。

                                          引用先:ひかりのくに株式会社、病気・怪我ガイド

青木内科小児科医院では、各種予防接種を実施しています。

2024年度よりインフルエンザの鼻腔ワクチン「フルミスト」が当院でも接種可能になりました!

フルミストとは鼻の中へ吹き付けるワクチンです。
鼻の中にスプレーを吹きかけるだけなので痛みがないのが特徴です。

対象年齢は2歳~18歳、接種回数は1回です。

インフルエンザワクチン・フルミストの予約開始は10月からです。また、接種開始は10月14日からとなっております。

※フルミストは要予約です。数に限りがございますので、ご希望の方はお問い合わせください。

青木内科小児科医院(代表):086-281-2277

冬場でも子どもの脱水症状に注意!

脱水症状が起こりやすい季節は一年のうちに夏と冬の2回あります。冬の脱水というと意外に思われる方もいるかもしれませんが、湿度が低く乾燥する冬場は皮膚からの水分蒸発が発生しやすく、子どもの脱水症状は1~2月が最も多いという報告もあります。併せて、風邪やインフルエンザによる発熱・嘔吐・下痢といった症状による脱水にも気をつけなければならないため、風邪やインフルエンザが流行する冬場も脱水に注意が必要です。

また、夏に比べると喉の渇きを感じにくいため、水分を積極的に取らせなければ出ていく水分と補給される水分のバランスが崩れ、脱水症状が起こりやすくなります。

脱水症とは?どんな症状?                    

私たちの体の約60%は水分でできています。この水分は、体温調節や血液の流れ、栄養や酸素の運搬などに欠かせない役割を果たしています。ところが、汗をかいたり、下痢をしたりして水分と塩分(ナトリウムなど)を多く失うと、「脱水」という状態になります。特に乳児は大人に比べて水分量が多く、体の約70%が水分です。そのため、わずかな脱水症でもすぐに悪化することがあるので上記の脱水症状のサインにすぐ気づくことが大切です。また、授乳やミルクをいつも通り飲んでいるか、体温が高くないか注意深く見てあげましょう。脱水症を予防するには、定期的な水分補給や飲み物の選び方がとても大切です。水分補給だけでなく、規則正しい食事も心がけていきましょう。